弊社代表の近藤が秋田大学「地方創生DX基礎Ⅰ」の講義を実施いたしました
弊社代表の近藤が秋田大学「地方創生DX基礎Ⅰ」の講義を実施いたしました。
2024年5月14日東成瀬テックソリューションズ株式会社(本社:秋田県東成瀬村)の代表取締役、近藤純光は秋田大学にて「地方創生DX基礎Ⅰ」のゲスト講師として招かれました。
現代社会にて必要となっているDXやデジタルリテラシーをテーマに、自社の取り組みを交えながら講義を行いました。
背景
現代社会では、企業経営におけるテクノロジーの重要性が増しています。今後さらに経営を拡大したい企業にとっては、新しい技術を導入するだけでは不十分です。その技術を最大限に活用し、ビジネスモデルやプロセスを変革できる人材の確保が重要です。こうした背景により、秋田県内においてもDXやデジタルリテラシーへ知見がある人材の価値が高まっています。
他方で、秋田県では人材の流出が起きています。
秋田労働局の調べでは、秋田県新規大学卒業者の就職希望者のうち、半数以上(51.5%)が秋田県外への就職を希望していました(令和4年10月時点)。
県外就職を選ぶ理由は人によって異なりますが、要因の一つとして「県内の魅力的な職場を知らないこと」が挙げられます。
参考:https://jsite.mhlw.go.jp/akita-roudoukyoku/newpage_01404.html
秋田大学では就職希望者に対して、DXやデジタルリテラシーを学ぶ重要性を伝えることに加えて、秋田県内の魅力的な企業についての理解を深めてもらうことで、県内で就職し活躍する人材の育成を目指しています。
弊社、東成瀬テックソリューションズ株式会社では※62人の若い社員が東成瀬村に移住し、地方創生に取り組んでおります。
弊社は自治体や企業に向けてDX研修事業を開催するなどDXについての豊富な知見を有しており、経験や事例を基に秋田大学に通う学生の皆様へ伝えさせていただきました。
※2024年6月時点
概要
日時 :2024年5月14日(火) 10:30~12:00
場所 :国立大学法人 秋田大学
講義内容: 会社概要
事例紹介
今後の展望
(左)弊社代表取締役社長:近藤
(中央)秋田県産業技術センター 先端機能素子開発部 部長 佐々木信也様
(右)秋田大学 産学連携推進機構 准教授 伊藤慎一様
講義の様子
秋田大学の講義に登壇する近藤
今回の講義は秋田大学の1年生を中心に約60名が出席しました。
「地方創生」や「DX」をメインテーマとし、弊社の東成瀬村での取り組みを交えて講義を進めました。
学生の皆様はグループワーク式の講義に少し戸惑いつつも、弊社メンバーと共に意見を出し合い積極的に参加しておりました。
「成瀬ダムの建設業務を効率化するには?」というお題に対して、学生の皆さまの間では「機械の自動化」や「ドローンを使い現場を記録する」など、様々な案が出ていました。
講師コメント
講義に参加するうえで1人1人が何を得られるかは目的によって異なります。
まずは学生のみなさんがどのような目的で参加しているのかを明確にしていただきました。
それもあってか、学生さんたちが次第にとても前のめりに集中して講義を聞いてくださいました。
共に学びを深めるこの機会をくださった秋田大学の学生のみなさまや関係者のみなさまに感謝申し上げます。
学生コメント
「課題解決は一時的なものではなく、根本的に原因を見つけ解決していくことが大切であり、地域の人に寄り添うことが解決の近道になると思いました。」
「東成瀬村という小さな村をビジネスモデルとしてDXを地方創生に活かしていることがすごいと思いました。秋田という田舎でも楽しいことが出来ると知れて良かったです。大学でグループワークを初めて行いましたが、とても楽しく参加できました。」
「人口が秋田県内の中でも特に少ない東成瀬村で、DX事業を積極的におこなっている企業があるということに驚きです。県外出身の若手が中心の企業であり、エネルギー溢れる活動を多くおこなっていることを知り、これから秋田が盛り上がっていくように感じました。」
お問い合わせ:
東成瀬テックソリューションズ株式会社
ソリューション本部
生活・産業領域 DX研修事業
担当:田口智章
Mail:tomoaki_taguchi@narutech.co.jp
電話番号:050-7112-1859